ChatGPTは起業家の方にとって大変便利なツールです。
上手く使いこなせば、日々の業務をいつもの半分以下で終わらせることも夢ではありません。
なにせ、インターネットはすべて文字で作られているわけですからChatGPTがあれば様々な問題を解決できる可能性があります。
そのために最も重要な「質問の仕方」について、本日は簡単にブログにまとめようと思います。
ChatGPTを上手に使うための質問のテンプレートとポイント
仕組みと質問例を合わせて書いていきますね。
1.質問の前に質問内容の工程をチェック
相手が機械なので、一つずつ質問内容の工程を自身で考えてから質問すると良い答えがもらえることが多いです。
例えばどういうこと?
プログラムの仕組みというのは、上に書かれているものから順番に処理をしていく、という仕組みになっています。ということは、抜け漏れがあると上手く考えられなくなってしまうのです。
こう書くと大変そうですが、何の心配もありません。
例えばですが、人からブログを書いてほしいとお願いされたときに、「ブログ書いて」とお願いされたらどうでしょうか?
「何のブログ?どんな人が読むの?」
ということになりますよね。
なので、外注の方にお願いをするように、もしくは、まったくそれについて触れたことがない初心者に作業をお願いするように順序良く分かりやすい質問をすることがポイントです。
▶例
- 「(誰に)対して(どんな)(何を)書いてください」
- 「(どういった口調)で書いてください」
2. 質問の主題を明確にする
質問する前に、自分が何を知りたいのか、どのような問題があるのかを明確にしましょう。質問の主題を明確にすることで、回答が得られやすくなります。
▶例
- 「このの英文は翻訳するとおかしな日本語になります。どこが問題でしょうか?」
- 「このコードは正常に動きません。修正してください。」
3. 具体的な例を挙げる
質問には、具体的な例を挙げることが大切です。ChatGPTの回答が得られなかった場合でも、具体的な例を挙げることで回答が得られる場合があります。
これは例えばですが、「英語の翻訳をして」と言った後に、どの英文なのか明確に指示するということを表しています。
▶例
- 「下記の○○を△△してください」
- 「下記のコードを修正してください」
- 「下記の文書を短縮してください」
以下は実際にOpenAIのホームページの一文を翻訳してもらったものです。
4. ChatGPTが答えられる質問か考える
こればかりは質問しないと分からないものもありますが、例えば、具体的に答えられないものは以下のようなものです。
▶例
- 専門的な知識に関する質問
- 事実確認に関する質問
- フレーズやジョークに関する質問
- トレンド
例えば、医療や法律などの専門的な質問に関しては答えられない場合があるとのこと。
事実確認に関する質問に関しては個人情報などの信ぴょう性に欠けるもののこと。データ上の情報が正しいか分からないからですね。
フレーズやジョークに関する質問は特殊なジョークなどだということです。
トレンドに関しては移り変わりがあるのでちょっと苦手みたいですね。
これらは別に質問しても良いのですが、正確性に欠ける場合がありますので、聞いたら事実確認が必要になるかと思います。
5. 質問を簡潔にまとめる
ChatGPTは機械ですので、曖昧を嫌います。なので、「いつ、どこで、だれが、どのように」のように、無駄な文章や感情的な文章は省いて、簡潔にまとめましょう。
6. 質問の回答を確認する
ChatGPTが常に正しい答えを回答するとは限りません。
なので、必ず内容が合っているか整合性のチェックをすることをお勧めします。
なにせ、日々学習をしているので、まだまだ成長中ですし、インターネットから情報を集めてきているので、ある分野においては偏りがある、なんてことも想定できます。
ChatGPTの困った!を解決
文章が途中で途切れる
長い文章を書いてもらう時に、途中で文章が途切れてしまう時があります。
そんな時は
「続きを書いてください」
と促してください。
改行方法
質問の際に改行したい場合、「Shift+Enter」キーで改行できます。
下記の図のテキスト入力欄の「⇐」部分が「Shift+Enter」キーを入力した場所です。
Enterを押すと送信されてしまうので、改行はそのように行います。
ChatGPTがつながらない!
無料版の場合は、繋がらない時間帯、一定時間使うと数時間使えなくなるという縛りがあるためたまに使用できなくなります。時間をおいてもう一度ログインしてみてください。
有料版の場合は、たまにシステム障害があります。
繋がらなくなったら登録しているメールをチェックして、「noreply@statuspage.io」からメールが届いていないかチェックしてみてください。
時間が経てば解決しますので、下記のようなメールが届くまで待ってみてください。
ということで、いかがでしたでしょうか?
上手な質問をマスターして、ぜひ日頃の業務に役立てていただけましたら幸いです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。