オンラインで起業する場合、顔出し無しで起業したいという方は多いかと思います。
その時に困るのが、「プロフィール写真」です。
起業家のプロフィール写真は、「商用利用」に当たりますので、SNOWなどの自分の顔を加工できるアプリを使うのはNG。使えたとしても、商用利用するなら有料版を使用しなければいけないところがほとんどです。
無料でキャラクターアイコンをつくれるところもあるのですが、ちょっと安っぽくなってしまいのがネック。
せっかくお金を出すなら、プロが描いた顔写真がいい。そして手軽に作りたい…そんな願いを叶えるのが画像生成AIのMidjourneyです。
どんなものなのかは、こちらの記事に載せています。
今回は、有料版の登録と初歩的な使い方の話です。
Midjourneyのプラン比較とおすすめ
Midjourneyは、人工知能による画像生成サービスです。現在、Basicプラン、Standardプラン、Proプランの3つのプランが用意されています。
こちらの3つのプランは商用利用が可能となっておりますので、ビジネス用のSNS等のプロフィール写真に使用してもOKです。
プランの料金と機能
それでは、各プランの料金と機能を見ていきましょう。現在の料金表は以下のとおりです(2022年12月27日現在)。
Free Trial (無料) | Basic Plan (ベーシック) | Standard Plan (スタンダード) | Pro Plan (プロ) | |
---|---|---|---|---|
サブスクリプションプラン | – | $10 | $30 | $60 |
年間支払い | – | $96 ($8/月) | $288 ($24/月) | $576 ($48/月) |
高速なGPU時間 | 0.4時間 | 3.3時間/月 | 15時間/月 | 30時間/月 |
リラックスGPUタイム 1ヶ月あたり | – | – | 無制限 | 無制限 |
追加購入 GPU時間 | – | $4/時間 | $4/時間 | $4/時間 |
ダイレクトメッセージ で一人で仕事をする | – | ✓ | ✓ | ✓ |
ステルスモード | – | – | – | ✓ |
最大キュー | 3 つの同時ジョブ キューで待機している 10 のジョブ | 3 つの同時ジョブ キューで待機している 10 のジョブ | 3 つの同時ジョブ キューで待機している 10 のジョブ | 12 個の同時高速ジョブ 3 個の同時緩和ジョブ 10 個のジョブがキューで待機中 |
使用権 | CC BY-NC 4.0 | 一般商取引条件 | 一般商取引条件 | 一般商取引条件 |
プラン変更はいつでも可能ですが、もしプロフィールに使う画像だけ作るという場合は最安プランのBasicプランで十分だと思います。使用上限は3.3GPU時間です。
細かい説明はこちらでは省きますが、1枚作るたびに1分GPU時間を消費します。それが3.3時間分作れるということです。
大量に画像生成を行う場合は、Relaxモード(生成に時間がかかるけどGPU時間を消費しない)が利用できるStandardプランにすると、GPU時間を使い切っても画像が無制限で作れますのでコスパがいいです。
また、自分の作成した画像は、Proプラン出ない限り、Midjourneyを使用している人には見えるようになっています。画像を非公開にしたい場合は、Proプランに加入する必要があります。
また、年払いの場合は20%OFFになるので、1年以上継続して利用する場合は年払いを検討してみると良いでしょう。
私の場合は、今回プロフィール画像だけを作りたいので、一番安いBasicの月額を選びました。
なので、月額プランの登録手順についてお伝えします。
MidjourneyBasic月額有料プランへの登録手順
MidjourneyのBasicの月額有料プランに加入する手順は以下のとおりです。
1.検索窓にmidjourney botと入力
2.Midjourney botにメッセージを送信
検索するとこのように出てくるかと思いますので、赤枠の「Midjourney Bot」をクリックしてください。
一番下のテキスト欄に適当に文字を入力します。ここにいれる文字は誰かに見られるわけではないので、なんでもいいです。メッセージを送信すると、ダイレクトメッセージの一覧にMidjourney botが追加されます。
3.Midjourney botに「/subscribe」と入力
Midjouney botと1対1のダイレクトメッセージに飛びますので、メッセージ欄に「/subscribe」と入力してください。これは、サブスクリプションのリンクを教えてもらうためのコマンドです。
4.Open subscribe pageボタンをクリック
Midjourney botがリンクを開くボタンを教えてくれます。送ってもらったメッセージの中の「Open subscribe page」ボタンをクリックします。
すると、このようなポップアップが出てくるのでうん!をクリックします。
5.Basic PlanのMonthlyを選択
画面の一番上のMonthly Billingを選択し、Basic Planの「Subscribe」ボタンを選択します。
6.クレジットカードを登録
これで登録完了です。
有料プランの使い方
左上のDiscordマーク(青っぽいアイコンです)をクリックすると、ダイレクトメッセージに移動できますので、そこでMidjourney botを選択します。
無料版だと初心者部屋というところで画像生成をしなくてはいけませんが、有料版になると、このBotとのダイレクトメッセージ画面で下記のようにやり取りができます。
たくさんの画像に埋もれて自分の画像が見えなくなるという事がなくて非常に便利です。
ただし、非公開という訳ではないので、この作った画像はMidjourneyを利用している人たちには見える仕様となっております。見られたくない場合はProプランに加入するしかありません。
「/imagine prompt」と入力したら、下記のようにどんな画像を作って欲しいか、英語で文言を入れてEnterを押すだけです。
ちょっと袖が変だったり、手が3本生えてたりすることもありますが、こういうものも作れます。
アニメ風とか、漫画風とか指定すると綺麗な絵を描いてくれやすいようです。
詳しいコマンドの入力方法、画像生成方法はこちらの記事をご覧くださいませ。
料金プランや利用規約についてはこちらをご参考になさってください。
まとめ
プロの描いた素敵なプロフィール画像が欲しい時、なかなか良いものがなくて困っている方は、このような選択肢もあります。プロフィール画像は今後のビジネスの自分の顔の代わりになっていきますのでとても大切です。
素敵なプロフィール画像が欲しい!と思っている方は、ぜひお試しになってみてくださいね。
有料プランに加入する手順は今回は先ほどのような方法をとりましたが、無料トライアルの終了後に/subscribeコマンドを実行し、プランを選択してクレジットカード情報を入力する方法もあります。有料プランはMidjourneyボットと1対1で画像生成を行うことができ、簡単に画像生成を開始することができます。
注意点としましては、どなたか特定の漫画家さんや、アニメを指定して真似して描いてもらうのはちょっと怖いです。著作権に触れてしまう場合があるので十分に注意してください。また、無料プランの方は所有権がなく、商用利用が不可となります。ビジネス目的では使えませんのでご注意ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
ビジネスのお役に立てましたら幸いです。